6月の鉄筋のリスト価格が予想が難しい。

電炉メーカーが相次いで鉄スクラップの購入価格を引き下げて、5月の鉄スクラップ価格が前月比下落すると予想される。これで現代製鉄の6月の鉄筋のリスト価格の引き下げが予想される。しかし、鉄スクラップの下落幅が少なく、リスト価格を据え置きにしてもおかしくない状況である。

鉄筋の価格指標となっているスチールデイリーの重量Aの今週のKSSPがトン当たり32万8000ウォンで前週比3000ウォン上昇した。5月第3週のトン当たり9000ウォン上昇に続き、第4週にも小幅上昇した。来週の下落が予想され、5月の重量AのKSSPがトン当たり32万2000ウォンになると予想される。重量Aの平均価格が前月比トン当たり2万1000ウォン程度下落することである。

輸入価格はまだ確定できない。ウォン相場の下落で輸入価格が上昇している。輸入価格まで考慮すると、鉄筋のリスト価格に与える鉄スクラップ価格が前月比トン当たり1万4000ウォン程度下落すると予想される。

現代製鉄は鉄スクラップ価格がトン当たり1万ウォン以上下落する場合、鉄筋のリスト価格を引き下げる可能性がある。リスト価格の定着を優先している現代製鉄が市場の信頼を得るため、リスト価格を引き下げる可能性が高い。

ただし、同社はリスト価格の引き下げが市場に衝撃を与える可能性があると判断して、この3ヶ月間で鉄スクラップの価格上昇分のうちトン当たり1万9000ウォン程度を吸収して、リスト価格の上昇幅を減らした。これを考えると、現代製鉄が6月の鉄筋のリスト価格を据え置きにする可能性も排除できない。流通業界がリスト価格の引き下げより据え置きを願っているため、6月のリスト価格は現代製鉄の市況判断によるものでになると見られる。

一方、現代製鉄の関係者は「まだリスト価格について話す段階でない」と述べた。現代製鉄が鉄筋のリスト価格を31日に発表すると予想される。
[Korea Steel News]

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