昨年に熱延鋼板の輸出量が大幅に増加したが、米国向け輸出量は大幅に減少した。
韓国鉄鋼協会によると、昨年の熱延広幅帯鋼の輸出量が448万4657トンで前年比11.4%増加した。
国別の輸出量を見ると、インド向けが前年比6.5%減の82万2065トンで、全体の輸出量の18.3%を占めて、18年に続いて最大の輸出相手国であった。その次は日本向けの73万4183トンで前年比13.1%増加して、輸出割合が16.4%であった。ベトナム向けは63万5271トンで前年比18.8%増加して、14.2%を占めた。
インドネシア向けは38万396トンで前年比35.6%増加して、8.5%を占めて、中国向けは27万5407トンで前年比67.9%増加して、6.1%を占めた。
しかし、米国向け輸出量は25万9242トンで前年比30.3%も減少して、輸出割合が5.8%で前年比3.4%p下落した。米国の場合、米国商務省の2次年次再審の予備判定で、ポスコの場合、輸出がなく、1次の最終判定の反ダンピングと相殺関税がそのまま維持された。現代製鉄の場合、反ダンピング関税が従来の5.44%から0.95%、相殺関税は0.58%から0.45%に下落して、微小顔マージンになった。しかし、米国の熱延鋼板の市場価格が大幅に下落して、輸出ができなかったと知られている。
業界は米国の国内価格が上昇しているが、今年にも熱延鋼板の米国向け輸出量が増加し難いと見ている。
[Korea Steel News]
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