ポスコと現代製鉄、東国製鋼など厚板メーカーが販価を引き上げる。
ポスコは6月の受注分から流通向け厚板の販価をトン当たり2万ウォン引き上げると明らかにした。現代製鉄も6月の受注分から販価をトン当たり2万ウォン引き上げると明らかにして、東国製鋼も同じ水準の値上げを検討していると知られている。
このように厚板メーカーが値上げを行っていることは、これまで輸入オファー価格が上昇して、収益が大幅に低下したためである。
最近に6月末-7月積み中国産厚板のオファー価格がトン当たり480-485ドル(SS400、CFR)に上昇した。また鉄鋼材の原副原料である鉄鉱石と有煙炭の価格上昇による製造原価の上昇で、厚板の収益改善が切実な状況である。
厚板メーカーは製品と鋼種によって上げ幅に差があるが、輸入対応材の販価をトン当たり2万ウォン程度引き上げて、輸入材のオファー価格を見て販価を調整すると予想される。
[Korea Steel News]
「KOREA STEEL NEWS」に掲載の記事の無断転載を禁じます。すべての著作権はKOREA STEEL NEW社に帰属します。
|