現代製鉄が8カ月ぶりにH形鋼の販価を引き上げる。
現代製鉄は10月5日付けで中小型H形鋼の販価をトン当たり3万ウォン引き上げると明らかにした。9月14日付けの販価がトン当たり76万ウォンであって、今回の引き上げで販価がトン当たり79万ウォンになると予想される。
これは3月以降に続けた販価の戻しでなく、値上げである。14日までは昨年末から異常に下落した販価を戻す過程であって、今回には鉄スクラップ価格の上昇による製造原価を製品の販価に転嫁するための値上げであると強調している。
国内の鉄スクラップ価格は8月以降に重量A基準トン当たり5万ウォン以上上昇した。最近に再び弱持合いで推移しているが、今年に入って鉄スクラップ価格が小幅下落して以降に大幅に上昇した点と、輸入鉄スクラップの投入割合の高いH形鋼の特性上、国際価格が依然として高水準であることも原因であると見られる。
一方、現代製鉄が18日から浦項工場の設備補修に入った。同社は10月10日まで行われる設備補修と10月23日から12月末まで相次いで行う予定である仁川大型工場の改修で、H形鋼の需要がタイトになると予想される。
これで自社系流通企業に9月から12月までの4ヶ月間で、400×400、700×300、800×300、900×300など自社のみ生産している大型と超大型を中心で、事前に受注している。
[Korea Steel News]
「KOREA STEEL NEWS」に掲載の記事の無断転載を禁じます。すべての著作権はKOREA STEEL NEW社に帰属します。
|