ポスコが流通向け酸洗鋼板(PO)の値上げを検討している。
業界によると、ポスコが10月19日受注分からの酸洗鋼板のトン当たり2万ウォンの値上げを検討しており、値上げの可能性が高い。コイルセンターは値上げを既成事実と受け入れている雰囲気である。
ポスコは9月28日受注分から酸洗鋼板の流通向け販価をトン当たり2万ウォン引き上げたことがある。当時に熱延鋼板の流通価格が急速に上昇して、価格逆転の可能性があったためである。ポスコは10月の追加引き上げを検討すると明らかにした。
ポスコが酸洗鋼板の値上げを行う場合、3週ごとでトン当たり2万ウォンずつ引き上げることになる。業界は短期間のトン当たり4万ウォンの値上げが負担になるが、最近に急激に上昇している熱延鋼板の価格を考えると、ポスコが値上げを行うと予想される。
一方、ポスコは今月には流通向け冷延鋼板とめっき鋼板の値上げを行う計画がないと明らかにした。10月12日受注分からのトン当たり2万ウォンの引き上げがすべてであるということである。
[Korea Steel News]
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