ポスコが3月に予定されている光陽製鉄所第3冷延工場の設備補修の延期を検討している。需要に比べ供給が不足しているためである。
光陽第3冷延工場の設備補修が3月8日から13日までの6日間で予定されている。その対象は第1CAL(連続焼鈍設備)と第2CALで、両設備の生産能力はそれぞれ年産100万トン以上である。
ポスコは需給がタイトで、設備補修の延期を検討している。ポスコの関係者は「設備をフル稼働しているが、供給が不足している。これで設備補修を4月に行うことを検討している」と述べた。
冷延鋼板類の流通市場の需給はなかなか改善されていない。ポスコが自動車と家電などユーザー向け供給を優先しており、単圧メーカーもカラー鋼板の生産量の増加で、自家消費量を増やしているためである。
中国産の輸入も不振である。中国産溶融亜鉛めっき鋼板(GI)のオファー価格が最近にトン当たり90万ウォンを超えている中で、中国メーカーの輸出余力もほとんどない。すでに4月末積みをオファーしているほどである。
[Korea Steel News]
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