中国の包頭鋼鉄が12月積み溶融亜鉛めっき鋼板(GI)のオファー価格を前月比引き下げた。
業界は当初、包頭鋼鉄がGIのオファー価格を引き上げると予想したが、実際にはオファー価格を引き下げた。これで今後の中国メーカーのオファー価格に業界の関心が集まっている。
業界によると、包頭鋼鉄が14日に12月末積みGIをトン当たり1081ドル(SGCC、Z120、1o、CFRCFR)でオファーした。これは前月に比べトン当たり15ドルを引き下げたことである。今回のオファーにも輸出税が果される場合、これを輸入者が負担する条件付きであると知られている。
ある業界筋は「包頭鋼鉄が中国政府の輸出増値税還付廃止による国内需要家の損失と最近のウォン相場の下落を考慮して、オファー価格を引き下げたと判断される」と述べた。
一方、中国の国内価格は騰落を繰り返している。10月13日の上海の冷延鋼板の流通価格がトン当たり1009ドル(1.0mm)、亜鉛メッキ鋼板はトン当たり1045ドル(1.0mm)、カラー鋼板はトン当たり1380ドル(0.476o)であった。
国慶節連休直後である10月8日の上海の冷延鋼板の流通価格がトン当たり1012ドル、亜鉛メッキ鋼板がトン当たり1048ドル、カラー鋼板がトン当たり1380ドルで、小幅調整された。
[Korea Steel News]
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