中国産熱延鋼板のオファー価格の上昇が一服した。
業界によると、21日に中国の大手メーカーが2月積み熱延鋼板をトン当たり595ドル(SS400,FOB)でオファーして、一部メーカーはまだオファーを出さなかった。一方、
先週にオファー価格を引き上げた中国の中小メーカーが21日にトン当たり562ドル(CFR)であって、今週にはトン当たり560ドル台前半から半ばでオファーした。
ある輸入業界筋は「中国の先物価格の上昇が一服して、今週の中国の流通価格がトン当たり560ドルと前週に10ドル程度下落した」と述べた。
ただし、11月中旬から中国の熱延鋼板の先物価格がトン当たり4000元前後で維持しているうえ、最近に中国の鉄鉱石の輸入価格がトン当たり130ドル台半ばの高水準で推移しているため、依然としてオファー価格が上昇する可能性があると評価される。
一方、11月に入って中国メーカーが熱延鋼板のオファー価格を従来に比べトン当たり20−30ドル引き上げて、国内の流通市場で安売りがなくなっていると知られている。
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