4月に入って熱延鋼板の輸入増加が一服している。
暫定輸入通関資料によると、4月1−12日の熱延鋼板(広幅帯鋼)の輸入量が12万2000トンであった。このうち中国産が6万4000トン、日本産が5万7000トンであった。
日本産の輸入減少が著しい。これは日本の高炉メーカーが3月初めに4月積み熱延鋼板を前月比60-70ドル高のトン当たり660−670ドルでオファーしたことが原因であると判断される。
4月1−12日の日本産熱延鋼板の平均輸入価格がトン当たり637ドルで前月比14ドル上昇した。一方、同期間の中国産熱延鋼板の輸入価格はトン当たり594ドルで前月比12ドル下落した。
一方、3月の熱延鋼板の輸入量は31万5000トンで、昨年8月以降の最多であった。このうち日本産が15万6000トン、中国産が15万8000トンであった。
[Korea Steel News]
「KOREA STEEL NEWS」に掲載の記事の無断転載を禁じます。すべての著作権はKOREA STEEL NEW社に帰属します。
|