最近に北米の油井管の価格が反騰して、国内業界が来年第1四半期の業績好調を期待している。
本誌の調査によると、8日現在の北米の油井管のスポット価格がトン当たり1760ドルで、第3四半期の平均であるトン当たり1657ドルに比べ約1100ドル上昇した。北米の熱延鋼板の価格はトン当たり690ドルで、第3四半期の平均に比べ22ドル上昇した。
鋼管業界は来年初めに熱延鋼板の国際価格が本格的に上昇する場合、北米の油井管の価格が上昇すると予想している。来年の北米のエネルギー鋼管の需要が堅調になると予想されることも鋼管業界の好材料である。トランプ大統領当選者が来年に石油とガス試錐を支援する政策を展開すると予想されるためである。
国内の鋼管メーカーは米国のクォータ制の施行で米国向け輸出に限りがあるが、北米の油井管の価格上昇とドル高・ウォン安などによる業績改善を期待している。
[Korea Steel News]
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