2025-05-14 00:38
お気に入りに登録
 

Home >> 全体記事
 
現代製鉄 米国電炉製鉄所の建設を本格化
組織を改編

2025-05-09


現代製鉄が米国の電炉一貫製鉄所の建設を本格化している中で、組織を改編する。

現代製鉄はこれまで米国の電炉一貫製鉄所の建設を推進してきた「グリーンスチール推進室」を「北米鉄鋼事業部」と格上して、組織を拡大・細分化する。これとともに関連人力を移す。今回の組織改編は12日付けで施行する。

新しく出帆する「北米鉄鋼事業部」の傘下に「北米鉄鋼産業戦略室」と「北米鉄鋼事業設備室」が新設される。具体的に見ると、「北米鉄鋼産業戦略室」は既存「グリーンスチール推進チーム」を改編した「北米鉄鋼事業企画チーム」と「北米インフラ開発チーム」で構成され、「北米鉄鋼事業設備室」は「北米鉄鋼設備チーム」と「「北米鉄鋼圧延設備チーム」、「北米鉄鋼土建設備チーム」の3つで構成される。

また購買本部に「北米鉄鋼事業購買室」が新設され、その傘下に「北米鉄鋼設備購買チーム」と「北米鉄鋼外注契約チーム」が新設される。

今回の組織改編は現代製鉄が米国の製鉄所建設を具体化して、本格的な実行段階に入ったことを意味する。同社は3月25日に米国ルイジアナ州の約216万坪に電炉一貫製鉄所を建設すると明らかにしたことがある。

今回に建設される電炉一貫製鉄所は直接還元鉄(DRI)設備、電炉(EAF)、熱延と冷延設備(PL/TCM、CGL、CVGL)で構成され、生産能力は年産270万トンである。同製鉄所は26年第3四半期の着工と29年第1四半期の竣工を目指している。

生産製品の構成は65万トンの熱延鋼板、205万トンの冷延鋼板である。このうち冷延メッキ材は自動車用が180万トンで、25万トンを外販する計画である。同社は29年まで生産範囲を自動車外販用まで拡大する方針である。

[Korea Steel News]


「KOREA STEEL NEWS」に掲載の記事の無断転載を禁じます。すべての著作権はKOREA STEEL NEW社に帰属します。


区分
工場置
き場
流通価格
輸入流通

熱延
0
800
760

厚板
0
910
760

鉄筋
0
810
780

H形鋼
0
1120
990

STS CR
0
5950
5900

* 首都圏1次流通、持ち込み基準ウォン/kg

* 単位:USD/MT



  Copyright(c) 2004 by KoreaSteelNews Co.,Ltd. All right reserved.
Contact webmaster@koreasteelnews.com for more information. / Tel: +82-10-7419-5259 / Fax: +82-2-716-9352