2025-07-02 10:23
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現代製鉄 全工場で鉄筋を減産
在庫急減による流通向け供給が不可能

2025-07-01


現代製鉄が全工場で鉄筋の大幅な減産を行う。

業界によると、同社の唐津工場の鉄筋ラインの稼働を6月29日から7月15日までの17日間中断して、仁川鉄筋ラインの稼働を7月21日から8月31日までの42日間中断する計画である。また仁川小型ラインの稼働率を年初から50%程度にして、浦項工場の稼働も屋根の補修で8月末から中断する計画である。

韓国鉄鋼協会によると、現代製鉄の鉄筋の生産能力は仁川工場が年産155万トン、唐津工場が年産125万トン、浦項工場が年産55万トンで、合計335万トンである。今回の減産は全工場の稼働を半分以下にする異例な措置であると評価される。

原価負担と赤字累積が今回の減産の主な原因であると指摘される。稼働中断が赤字を減らすための唯一な方法であるという判断による措置であると解析される。

今回の減産で現代製鉄の鉄筋の在庫が急減すると予想される。同社は7月末の在庫が通常の50%を下回ると予想している。従って、官給と既契約物量以外の流通向け出荷ができなくなる。

今回の減産計画に製鋼ラインも含まれているため、鉄スクラップ需要が減少すると予想される。

現代製鉄の今回の措置が東国製鋼の減産と重なる時期があるため、今年夏季の需給の大きな変数になると予想される。東国製鋼は7月22日から8月15日まで仁川鉄筋の稼働を中断する計画である。

[Korea Steel News]


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区分
工場置
き場
流通価格
輸入流通

熱延
0
800
760

厚板
0
910
760

鉄筋
0
810
780

H形鋼
0
1120
990

STS CR
0
5950
5900

* 首都圏1次流通、持ち込み基準ウォン/kg

* 単位:USD/MT



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