中国の鉄鋼材の市場が最近の減産の動きで揺れている。これで熱延鋼板の先物と現物価格が上昇に転じた。
7月8日現在の上海先物取引所の熱延鋼板の先物価格がトン当たり3192元で、6月25日以降に強基調で推移している。上海の熱延鋼板の流通価格もトン当たり3280元(3.0o)で前週の水準であった。
輸入業界によると、7月8日現在の中国の中小鉄鋼メーカー産熱延鋼板のオファー価格がトン当たり449-452ドル(Q235B、8月積み、CFR)で前週比7ドル上昇した。同日の中国の大手メーカー産熱延鋼板のオファー価格はトン当たり470−475ドル(SS400、8月積み、CFR)で前週と横ばいであった。
ある輸入業界筋は「今回の減産措置は9月3日に開催される抗日戦争勝利80周年記念列兵式を控えた大気質改善のためである」とし「減産の動きが顕著ではないが、市況が非常に低迷しているため、市場が小さいイッシュにも敏感に反応している」と述べた。
[Korea Steel News]
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