大韓製鋼が流通向け鉄筋の出荷中断措置を6月30日まで延長すると明らかにした。これは6月14日からの出荷中断にもかかわらず、流通価格が製造原価を下回っているためである。
同社は出荷再開は市況によって弾力的に運営する計画であると話した。また出荷中断による流通企業の負担を考慮して、現在に適用している代金の決済猶予措置を延長すると明らかにした。出荷再開を前提としてすでに発注した物量については流通市場での購入を要請した。
大韓製鋼の月末までの出荷中断の延長で、電炉メーカー8社がすべて6月末まで鉄筋の出荷を中断することになって、今後の鉄筋の市中価格と需給に業界の関心が集まっている。
[Korea Steel News]
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