2025-11-21 15:44
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熱延鋼板のオファー価格の下落が一服
輸入業界がCSC産の契約以降に見守る姿勢

2025-11-21


11月初めの台湾CSCのオファー価格引き下げで始まった熱延鋼板のオファー価格の下落に歯止めがかかっている。

CSCのオファー価格の引き下げで、相当の物量の契約が結ばれたが、最近にウォン相場がドル当たり1460ウォンを超えて、輸入業界が市況を見守っている。特に、東南アジアのメーカーが国内価格の水準でオファーしている。

業界によると、CSCが11月初めに韓国向け熱延鋼板をトン当たり505ドル(CFR)でオファーして、約8000トンの契約が結ばれた。このうち流通向けが4000トン、ユーザー向けが4000トンであった。まだ追加のオファーは出ていない。

このような状況で、ベトナム産熱延鋼板のオファー価格がトン当たり512ドル(CFR)で前週の水準である。トン当たり505ドル(CFR)でオファーしたインドネシアの鉄鋼メーカーもまだオファーを出していない。

マイスチールによると、中国メーカーのグローバル熱延鋼板のオファー価格がトン当たり440−450ドル(FOB)である。

ある輸入業界筋は「輸入材のオファー価格がトン当たり470−480ドルまで下落しないと契約ができない」とし「ウォン相場の下落で輸入材の販売価格がトン当たり80万ウォンを超えないと赤字になる」と述べた。

一方、先週の熱延鋼板の流通価格は国産1級品がトン当たり81−82万ウォン(切り板)、輸入対応材はトン当たり76万−77万ウォン、中国産はトン当たり76万ウォン程度であった。


[Korea Steel News]


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区分
工場置
き場
流通価格
輸入流通

熱延
0
800
760

厚板
0
910
760

鉄筋
0
810
780

H形鋼
0
1120
990

STS CR
0
5950
5900

* 首都圏1次流通、持ち込み基準ウォン/kg

* 単位:USD/MT



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